今月のちょっといい話
本当の幸せはどこにあるか
ソントン・ワイルダーというアメリカの作家が書いた『わが町』というお芝居があります。
主人公はエミリーという女の子ですが、彼女は自分の子どもを産んだあと、二十何歳かで死ぬんです。
お姑さんたちは先に死んでいて、 舞台の右と左にこの世とあちらの世界があるという終わのほうのシーンで司会者が「自分が番幸せだったと思う日、たった一日だけこの世に帰らせてあげる」というんです。
エミリーは十二歳のお誕生日の日を選びます。
お父さんお母さんはもちろん若いですよね。
エミリーは「パパとママがこんなに若かったなんて知らなかった」なんて初めて気が付くんですね。
家の中やお庭には懐かしくて素敵なのがいっぱいある。
でも、皆素敵だから当時はわからなかった。
そして再び死んだ人の世界に帰って、「本当の幸せが、わかっていなかった。
命が何万年もあるみたいに思い込んで。
人間って、生きているときって、何も見ていないんですね。
家族がちょっと顔を見合わせたり、いまが幸せだということに気付いてはいなかった」と姑に言うんです。
昔、私もエミリーの役を演ったことがあって、演っているうちに涙が出てきてしまうようなお芝居なんですが、幸せって何だろうと考えるとき、そのときそのときの自分が幸せだと感じられればいいんだけれども、親と顔を見合わせる暇もないほどに忙しくしてしまって、なかなか気が付かないんですね。
ちょっとでも立ち止まって親の顔を見るとか、友達のこと、親切にしてくれる人のことを少しでも思ってみることができれば、生きているうちに幸せをかみしめることができるんじゃないかと思います。
黒柳徹子(致知2000年9月号)
今月のちょっといい話
8割出来れば感謝の気持ち
世界の一流企業の創業者、
グーグルのラリー・ペイジメタのマーク・ザッカーバーグ。
マクドナルドのレイ・クロック。
ゴールドマンサックスのマーカス・ゴールドマン。
これらの人たちの共通点、それはユダヤ人の血を引いているということです。
ユダヤ民族にはユダヤの商法と呼ばれる商売の極意が引き継がれています。
ユダヤの人たちに人生の目的は何ですか?と聞くとお金儲けとは答えないのだと言います。
では彼らの人生の目的は何か?と聞かれると多くのユダヤ人は美味しいものを心ゆくまま食べることと答えるそうです。
そんなユダヤ人の間で引き継がれている法則について紹介したいと思います。
それは78対22の法則と呼ばれるものです。
これはその名の通り、世の中のあらゆることは78対22という比率で成り立っていて、この比率を意識すればうまくいくという考え方です。
例えば人間の体の水分とそ以外の比率は78対22。
空気中の成分の窒素とそれ以外の気体の比率は78対2。
地球の海と陸の比率は78対22。
人間この肺呼吸と皮膚呼吸の比率は78対22。
腸内の善玉菌と悪玉菌の理想的な比率は78対2。
一般人とお金持ちとの比率は78対22。
この比率で様々なものがある意味安定しているのです。
日本マクドナルドの創業者藤田田さんはユダヤ人は何かを始めるとき合格点は60点くらいで良いと考えるとおっしゃっています。
世界の成功者を輩出しているユダヤの人たちを参考に、何事も80点ぐらいでちょうど良いと考えるようにして、これからは7割行けば上出来、8割できれば感謝の精神を大切にしたいと思います。
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